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9日目 灼熱の赤い大地

2003年5月29日

メサベルデ国立公園今朝も昨日に続いて、宿の前で汽車を待ち構えたりしてしまった。でも、昨日とは打って変わって、車両数は少ないし、乗客もまばら。何よ、混雑してたのは昨日だけ!?はぁ、またもや運の悪い。
列車を見送った後は、さっさとモニュメントバレーへ向けて出発!と、その前に、近くのメサベルデ国立公園へ寄るつもり。それほど興味は無かったんだけど(去年、バンデリア国定公園を訪れて、遺跡には満足しちゃったから)せっかく近くだし、通り過ぎるのももったいないと思って。
ほどなく、メサベルデへ到着。ほんと、デュランゴからは目と鼻の先、という感じ。これなら、一つくらい遺跡を見に行ったって、だいぶ早くモニュメントバレーへ行けるわね。と思ったのが大間違い!メサベルデは、入園してからが長かったのだ。(ちゃんとガイドに書かれてました。見てなかったのよね)
やっとの思いで辿り着いたビジターセンター。ここへ着くまでにだいぶ時間かかかっちゃったし、太陽はギラギラでむっちゃ暑いし、遺跡までは降りていかずに、遠目からの見学のみ。それも、見所をピックアップしての、駆け足訪問。とりあえず周ったよ、という感じかな?

グースネック州立公園こっから大急ぎでモニュメントバレーを目指すものの、途中のグースネック州立公園ははずさなかった私。だって、あのダイナミックな眺めを、どうしても見てみたかったんだもの。それに、訪問に時間はかからないと思ったし。
この、メサベルデからモニュメントバレーへの道は、結構楽しいかも。メキシカンハット手前から、既に遠~くの方にモニュメントバレーらしきものが見えるのだ。でもって、メキシカンハットには、変わった形をしたその名もずばり、メキシカンハットという奇岩が見られるし。そして、その先にあるのがグースネック州立公園。ちょっと細くて起伏の激しい道をしばし進んだ所に現れる、サンファン川が大~きく蛇行する絶景ポイント!ここからも、遠目にモニュメントバレーを望む事ができるんですよね。
ちっちゃな、ただのビューポイントじゃないの?という場所だけど、結構満足!

この先、モニュメントバレーへ向かって長い下り坂を降りてくんだけど、ここからの眺めがまた絶品!思わず、車を止めて激写してしまったわ。でも、道路までは出なかったけど。私たちの車の前にいたのよね。通行の邪魔になるのも考えず、車道の真中で撮影に夢中になってる、あっほ~なおやじが。(クラクション鳴らそうかと思ったわよ!)オリエンタルな風貌だったけど、(多分)日本人じゃあない感じなのが、救いだったわ。
さて、モニュメントバレーへ着いたのは、既に3時半を回った頃。明日は朝からアンテロープキャニオンへ行く予定なんで、バレードライブには今日中に参加したいんだけど、間に合うかなあ?確かめなかったけど、こういうツアーって4時が最終のような気がするのよね。急いでグールディングスロッジへ行かなくっちゃ!
今日の宿はこのグールディングスロッジに予約してあるので、とりあえず先にチェックイン。でも、ビジターセンターとか、ツアーデスクってどこ?バレードライブはどこで受け付けてるんだろう?とフロントで聞いてみたら、ここで大丈夫だってさ。ツアーはやっぱり4時が最終なんだけど、ぎりぎり最後の便に間に合うっていうんで、すかさず参加。しかしこの選択が、後から後悔を招くことになったんだけど……。

モニュメントバレーチェックインしたものの、部屋へは行かず、車をフロント前に置いたまま、バレードライブへ参加。2台一緒の出発で、私達の車は少人数。1代目はぎゅうぎゅう詰めだから、ラッキーかも。
しばらく行くと、ちょっとしたインディアンの出店街。その先にゲートなんかがあって……!?なんだ、ビジターセンターやツアーデスクって、こっちにあったんだ!実は私、グールディングスロッジと隣り合わせになってると勘違いしてたのよね。だから、真っ先にロッジを目指したわけで。それに、こっちの方ではまだツアーの受付してるみたいだし、あんなに急ぐ必要なかったんだわぁ、とちょっとがっかり。
ビジターセンターでちょっとくつろいだ後、いよいよバレー内へ。ここは噂以上に、砂埃がひどかった!自分の体が砂まみれになるのは、まあいいとして、ビデオやカメラは、故障しやしないかと心配になったくらい。カメラ類を入れる袋も一緒に持ってきてて、良かったわ。(邪魔になるからって、車に置いてこうかとも思ってたから)

さて、これから部屋を探さなくっちゃ。チェックインのとき、ちょっと離れてるヒルハウスだって言われてたのだ。でも、もらった地図をよく見てみると、ヒルハウスって、部屋番号がひとつしかないじゃない。え?一軒家?まさかねえ……。説明された通りに行ってみると、その先にはどうもあの普通の家しかなくって。近づいてみると門に「グールディングスロッジ340」って書いてあるじゃない!本当に、一軒家かいね!!
これはちょっとラッキーかも?って思いながらドアを開けた途端、目に飛び込んできたのは恐怖の光景!?だって、無数の蛾が飛び交ってるぅ~~!?うっそでしょう?
そりゃあね、部屋(家?)はこの上なく豪華ですよ。全面ガラス張りで暖炉つきのリビングからはモニュメントバレーが望め、寝室は4つにバスルームは2つ、フルサイズのキッチンまであるんだから。でも、こんな蛾の住処のような家には、泊まれないよ~。母親と二人、蛾退治に奮戦したけど、どっからともなく現れてくるし。これはたまらん!と、フロントへ「部屋を変えて」ってリクエスト(文句?)の電話を入れてみたら、満室で無理だって。そんなぁ……。
チェックインした時は、確か「空室あり」だったはず。慌ててバレードライブなんかに参加せずに部屋を確認してれば、普通のモーテルタイプに変更できたのかも?と思うと、も~悔しくて悔しくて。だいたい、あんなに急がなくったって、ビジターセンターまで行けば遅くてもツアーに参加できたみたいだしさ。そうすれば、もう少し短いツアーがあったかもしれないし(3時間半は、ちと疲れた)、蛾退治に時間食って、レストランでの夕食に間に合わない、なんて事も無かっただろうし。(こんな部屋では、とてもとても食欲湧かなかった)これって、慌てる乞食はもらいが少ない、ってやつかも。
この晩は、蛾の恐怖におびえながらの宿泊でしたよ。

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