2003年5月27日
昨日とは打って変わって、今日の予定は砂漠(グレートサンドデューンズ国定公園)の訪問のみ。ちょっとゆっくり行こうかね?
砂漠といっても、この辺りはロッキー山脈のエリア内なんで、爽やかなドライブルートが続いてるのだ。パイクスピーク並みの標高をほこる山も、道路わきをかすめて行くし。そうやって見ると、こんなところに砂漠があるなんて不思議よね。
途中通り過ぎた高い山は、ブランカピーク。そこからしばらく行くと、前方に再び高そうな山が。さらに行くと、その山の懐辺りに砂漠が出現してきて……。この、突如として現れる感じは、アラモゴルドのホワイトサンズ国定公園に似てるかも。もっとも、そっちには高い雪山は無かったけど。
いざ砂丘登りでもしよう!と、砂山へ向かうらしいトレイルを入ると、そこには、靴を投げ出し濡れた足を拭く人が。こんな所でなにやってんだろ?と思って行ってみたら、トレイルの先には巨大な水溜り……!?なんだ、こっからは無理だわ。そういやあさっき、ここよりもっと先のへに向かった団体がいたっけ。きっとそっちから行けばいいんだ。と行ってみたら、そっちにも巨大な水溜り……??じゃなくって、これは川だわよ!!
ここで初めて、砂丘の手前にある川の存在に気づいた私。さっきは、昨日辺り大雨でも降って、こんなになっちゃったのかな?アメリカって、雨の降り方も半端じゃないもんね。ぐらいにしか思わなくって。だって、まさかこんな所に川があるなんて思わなかったんだもの!母親連れてるし、残念だけど、これじゃあ砂丘体験は無理だよな。そう思って「砂漠は行かないで、帰ろっか?」と問いかけた私に対しての母親の答えは、「せっかく来たんだもん。(川を)渡って行こうよ」だって!?びっくりですよ。
この川、時々ドドーッと大量の水が、まるで波のように押し寄せてくるので、これが結構怖い!それまでふくらはぎくらいの水かさだったのが、一気に膝上あたりに達するし、流れが速くってよろけちゃいそうなんだもの。そりゃね、海じゃないんだから倒れたって流されるわけじゃあないけれど、やっぱりずぶ濡れは勘弁したいじゃない。(水遊びしにきたわけじゃないんだもん)
ちなみにこの川、春だけ出現するらしく(雪解けの時期、ってことかな?)、普段は砂漠の下に隠れてるのだとか。
やっとの思いで川を渡り終えた先に、しばし続く平地。砂山は遠かった!ようやく真下へ辿り着くと、仰ぎ見るほどの巨大さだし。これはもう、砂漠じゃなくて砂で出来た山じゃない?という感じ。なもんで、この熱さの中、登るのはきつかった!(水1本、飲み干したもんな)時間もかかりそうだったし、結局、頂上と思しき手前までしか行かなかったんだけど。
ところで、帰りもまた川を渡らなきゃいけないからって裸足のまま歩いてたら、足の裏が火傷するかと思うくらい熱くなって!我慢しきれず、しりもちついちゃった。後からパンフレットを見てみたら、砂の温度は60度以上にもなるから、裸足では歩かないこと!だって。早く言ってよね!?(でも、結構みんな裸足で歩いてたな)
さあ、あとはデュランゴを目指そう!
US-160をひたすら西へ行ったデュランゴは、すっごく小さいけれど、かなりな賑わいを見せてました。
しかし、ここの宿もまあ高かった!(って言っても、$80程度の話なんだけど)中心地から離れたモーテル街なら大丈夫だろう、と思ったら甘かった。更に、ボロ目の宿じゃないと、安くないのよね。
安さにつられて決めたはいいけど、外観だけじゃなく、部屋もボロかったらどうしよう?部屋を見てから決めればよかったかなあ?なんて思いつつ、恐る恐るドアを開けてみたら、なんだ、そんなに悪くないじゃない。一応小奇麗で、冷蔵庫に電子レンジもついてるし、バルコニーなんてのもついてるし、部屋から川の眺めが楽しめるようになってるんだもの。
荷物を運び終わってひと段落すると、突然、何やら外がけたたましくなってきて、何だろう?と窓の外を見てみたら、川沿いを蒸気機関車が走っていくじゃない!うそっ!!あれはもしかして、明日乗る予定の狭軌鉄道!?すかさず時計を見てみると、ちょうど帰りの列車がデュランゴへ到着する時刻。やっぱりそうだわ。すっごい!こんなボロい宿なのに。外観だけで決めてちゃ、駄目って事ね。
この後、夕食を仕入れがてら、駅へ乗車券を受け取りに。可能なら、帰りの列車をバスに変更してもらおうかな?と思ったんだけど(私が予約したとき、ネットでは往復とも列車でしか予約できなくって)、駄目でした。まあね、帰りのバス便は超人気なんで、予約なしじゃあ無理だろう、って事だったから。仕方ないか。