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2日目 悪天候に泣いた日

バッドランズ国立公園にて起きてみると、外は無情の雨。ここへはプレを見にやってきたのに、これじゃあ見られないじゃない!と、少々落込み気味……でも、雨が降っていないのがせめてもの救い、などと気分を奮い立たせて、バッドランズ国立公園目指していざ出発。
公園の入口少し手前に差し掛かった頃、プレーリードッグを模した大きな看板が見えたので、ちょっと車を止めてみたんです。お店のようだったけど、どうやら今は閉っているよう。やっぱりこの辺りは、シーズンじゃないと全く活気が無いのかもしれないなぁ。
やがて到着した園内は閑散としていて、その上うっすらと霧がかかってきてて、不気味な雰囲気。それでもビジターセンターへ立寄り、期待を込めて聞いてみたんです。
「今日、プレーリードッグたちに会えますか?」
答えは、「悪天候なので無理かもしれないけれど、とりあえずプレーリードッグタウンへ行ってみなさい」というものでした。やっぱりね。

プレーリードッグタウンへと向う途中、次第に霧が濃くなってきて、ついには視界数メートルまでに!(というのは体感で、ほんとうはもっとあったかもしれないけど)これはまずい!!こんな天候じゃ、プレ達も外に出てないんじゃないの?と不安に思いつつ、プレーリードッグタウンまでのかなりな悪路のろのろ運転。
20分くらい走ってようやく到着。見渡すと、地面に無数の穴が空いているものの何の気配も感じられないんです。せっかくここまで来て、このままでは帰れない!と、わずかな動きも見落さないよう、慎重に平野の奥へ進んでみると、突然、かすかに鳴き声が……!?
これはプレーリードッグの鳴き声?きっとそうだわ。私達が進入してきたので、警戒音を発しているんだわ。母親と二人、必死に辺りを見廻し、ようやく発見しましたよ。はるか遠く、天に向かって必死に声をあげる一匹のプレーリードッグを!!
しかし、ここで会えたのはこの一匹だけ。しかもだいぶ離れた場所で。それでも、たとえ遠目とはいえ、1匹見られただけで充分でした。それくらい、初お目見えには感動しちゃったんです。

濃霧にかすんだバッドランズを後にして、一路デビルズタワーへ。近づくにつれて、幾分天気が回復している感じ。
バッドランズからはちと遠かったので到着したのは夕方だったけれど、少しでも天気の良いうちに回ってしまおうと入園。そろそろと車を進めて行くと、左手前方にちょっと開けた場所が見えてきたんです。「どうもここが彼らの居住地らしいわね~」と思いながら近づいてみると、なんとバッドランズとは打って変わって、たくさんのプレーリードッグが遊びまわっているじゃない!!
母親と二人、カメラを手にして急いで車を降り、いそいそと草原へ足を踏み入れましたよ。一応(保護されているとはいえ)野生動物なので、すぐ側まで近づくなんて事は出来なかったけど、こんなにもたくさんのプレーリードッグに会えて大満足!しばし時を忘れて、彼らとの追いかけっこを楽しんだのでした。

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