目が覚めると、すでにK嬢の姿はなし。彼女は今日の早朝の便で帰国の為、6時には宿を出る事になってたのよね。
宿の外まで見送りはできなくても、彼女が部屋を出るときにほんのちょっと言葉を交わそうと思っていたのに、例の如く夕べきーこさんと遅くまで語り合ってしまったから、まったく気付かずじまい。今頃はもう日本行きの便に乗り変えた頃だろうな、と、ふと彼女の無事の帰国を祈るのでした。
ゆっくりと起きた私達は、遅めの昼食をまたもやラ・マドレーヌで取り(ロイヤルストリートにあるというカフェを探したんだけど見つからなくって)その後はいよいよきーこさんともお別れ。
アムトラックの駅まで行く私は宿の前からタクシーに乗り込み、手をちぎれんばかりに(?)振り、涙々(??)のお別れ!
駅へは、出発予定時刻の30分ほど前に到着。着いてみると、サンセットリミテッドのチェックイン最終案内がアナウンスされているじゃない!相当な遅れを予想してのんびり来たのに、どうやら定刻通りに運行してるみたい。慌てて発券処理してもらいました。
程なくして乗車が始まり、寝台客の私は(一人にもかかわらず、贅沢に寝台車を予約。)コーチ客の列を横目に列車の乗り込む……はずだったのが、なんと入口で止められてしまった!私が予約したはずの部屋番号には他の客の予約が入っている上、寝台客リストに私の名前が無いって言うじゃない。車掌さんがどこぞやと確認を撮った末に言われたのが「二重売り」らしいという事。ちょっと焦ったものの、別の部屋が空いているのでそちらに変更してくれる事になり、ひと段落。いくら遅れのアムトラックと言えど、早めに着いとかなくっちゃね。
列車に揺られて間もなくすると、空がいっきに暗くなり、やがて光る稲妻。次第に雨は激しくなり、次第に遅れる列車。出だしは良かったけど、どうやら期待通り(?)に到着は遅れそう。
夕食のときに食堂者で相席になったのは老夫婦。おじいさんの方が話好きで、周りの景色を色々と私に教えてくれるのよ。ま、少しばかりうるさいかも?って感じがしないでもないけど、まあ楽しいひと時をすごせたかな。
ところで、今回お世話をしてくれるカーアテンダントのガイは、日本でコックをやっていた事があるそうな。彼がセットしてくれたベッドで、シャワーも浴びず着替えもせずに、そのまま寝ちゃいましたわ。