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10日目 列車での出会い

夕べ早く寝たというのに、なかなか起きられなくって。ベッドの上でごろごろと10時過ぎまで過ごしてしまった。おかげで、せっかくの朝食を逃しちゃったな。(無料なのに……)
そのうちお腹が空き出して、ランチのアナウンスが入るや否や、食堂車へ直行。ウェイターは昨日と同じ人で、飲み物を聞かれたときオレンジジュースを頼んだら「そう言えば、彼女は昨日もそう言ったんだよ」と笑いながら言われてしまった。そうさ、私はいつもオレンジジュースなのよ!
やがて列車はマウンテンタイムに突入。時計の針を1時間戻さなくっちゃ。
ほどなく、夕食の予約を取りに食堂車の人が訪ねてきたので(寝台客には予約を取りに来てくれるのだ)「エルパソで降りるんだけど夕食は食べられる?」と聞くと、列車は遅れているので多分大丈夫だろうとの事。念のため、予約は一番早い5時にしてもいました。
5時を過ぎて食堂車へ出向いたとき、再び同じ質問をしてみると、答えは「6時半頃到着するだろう」どうも、2時間は確実に遅れているみたい。ま、おかげでこうして食事ができるのだから、良しとしとこう。

この夕食で相席になったのは、実に愉快な人たち。やはり老夫婦と、一人旅をしているらしい(多分)未亡人。食事中は会話もはずんで、そのせいか、初めてボリュームあるアムトラックの料理をたいらげてしまいましたよ。最後に、未亡人ナンシーと記念撮影をしてお別れ。
食事が終って間もなく、エルパソに到着。ホームへ降りて、今度はガイと記念撮影をしてお別れ。そして駅舎の方へ歩いていくと、ナンシーの姿が……。彼女は随分と私の事を気にかけてくれて、最後ははげましの言葉とハグ。そして、私にアドレスを渡してくれたんですよ!私はホームステイというものをした事はないけど、ステイ先のお母さんと別れるときは、こんな感じなのかなあ……なんて思いましたね。

アムトラックで出会った旅人と アムトラックのカーアテンダントさんと

さて、結局3時間遅れで到着したエルパソは、思った通りものすごい暑さ!7時過ぎてるけど、夏だからまだまだ日が沈まなくって、部屋ではクーラーかけたって利かないんだから!日が陰ってきて、ようやく涼しくなった感じ。今夜、暑さで寝られないかと思ったわ。

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