いよいよ、壮大な(?)鉄道旅行の始まり。とは言っても出発は夜の10時半なので、それまでちょっとダウンタウン辺りをうろついてみようかと。
まずはダウンタウンのボナベンチャーで車を返却、こっからは、歩いてユニオンステーションへ行くつもりなのだ。前々からこうして、ダウンタウンなんかをぷらっぷらと歩いてみたいと思ってたんだけど、大きな荷物を持ちながらというのは、ちと無謀&大変だったな?(でもこの時、「歩けるダウンタウンにしよう!」なんていうキャンペーン?らしきものをやってたのよね)
こんな荷物持ちにもかかわらず、まだまだ時間がたっぷりあるからと、途中シティホールへ寄り道。もう一度ここの展望台からLAを眺めてみたかったんだけど、残念ながらエレベーターが修理中で、登る事はかなわず。
仕方ないので、このまま駅へ直行してしまおう。駅のすぐそばにある、LA発祥の地オルベラ街を周ってみたかったし、この辺りはLAで最も危険な場所と隣り合わせなので、暗くならないうちに着きたかったんだよね。
さて、そのオルベラ街は、とても小さな通り。メキシコの民芸品店が軒を連ねていて、歩いていて結構楽しいのだ。この日は夕方訪れたんで、ほとんどの店が店じまいを始めちゃってて、あんまりゆっくり見られなかったのが残念だったなあ……。
しかし、まだ明るい時間に駅へ来ちゃったもんだから、まあ時間のあることあること。駅内を探検するといっても、見るところはないし広くもないのよね。手紙を書いたり、構内をビデオ撮影なんかしながら、どうにか時間つぶし。そうこうしているうちに、一人また一人と乗客達が集まりだして閑散としていた構内が活気づいてくると、昼間とは全く別の空間にいるよう。アムトラックを利用する人って、結構いるのだわ。
さあ、いよいよ乗車!ホームへ続く地下道に響く列車のエンジン音が大きくなるにつれて、期待と緊張と興奮が比例して増大。そして階段を登りつめたその先に現れたものは、爆音と共に横たわる、巨大な列車の姿だったのだ!
西側を走るアムトラックは、2階建のスーパーライナーと呼ばれるものがほとんど。日本の2階建とは違って、1階建の列車をそのまま積み上げたような感じなんで、ものすごく大きいのだ!2階の窓からホームを見下ろすと、ものすごく遠いんだもの。そしてまずチェックをしたのは、長時間お世話になる椅子。まあ、これもでっかいのよね!背もたれを目いっぱい倒してみたり、足置きを色々いじったり。まるで子供のようなはしゃぎようだったと思うわ。
荷物も納めて一息着いた頃、列車は音も無くゆっくりと出発。外は真っ暗なんで、車窓の景色を味わうのはちょっとお預け。ってなわけで、さっさと寝よう!しかし、アムトラックの一般席であるコーチは、とっても広くて背もたれもずいぶん下まで倒れるので、まあまあ快適に眠れるんだけど、一つだけ問題が。それは、冷房の効きすぎで、あまりの寒さにすぐ目が覚めちゃうという事!話には聞いてたけれど、これ程とは……。でも、そんな中でタンクトップだけで平気で寝ている人もいるんだもの、びっくり。
ま、そんな寒さの中でも、いつしか深い眠りに落ちていった私でした。