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14日目 長い長~い1日

アムトラックは、そうそう私の思い通りには動いてくれず、「遅れてくれ~!」って思うときに限って、きっちり定刻に到着なんだから。ただ、意外にもこの駅で乗り降りする人が大勢いて、小さなこの駅が列車が去ったあとも賑わっていたのが、せめてもの救い。おかげで、少し不安が薄れたかな?
ここでふとカウンターを見てみたら、東版のタイムテーブルなんて置いてあるじゃない!(全国版しかないと思ってたの)パラパラめくってみると、アメリカ側にもNiagara Fallsという駅を発見。なんだ、帰りはそっから乗車すればいいんじゃない!と、すぐさま予約。「これで帰りは安心」なんて思ったことが大間違いだったと、このとき気付くはずも無く……。

到着客が皆去り、アムトラックの職員も掃除を終えて引き上げてしまうと、駅にはとうとう私たち二人だけ。しかしここの職員さんは、帰るまで全く私たちには気を留めてなかったのよね。こうして駅で朝を待つ人って、よくいるんだろうか……?
そのうち夜が明けて、トイレで顔を洗ったりしていると、一台のタクシーがやって来たのだ。私たちをカモりに来た……ってわけじゃあないんだけど。その運転手が言うには、この駅はダウンタウンからかなり遠く、平日ならバスが運行してるけれど、今日は日曜で運休だから、自分のタクシーに乗りなさい、って事らしいのね。何なのさー!!こんなに不便な場所だとは思わなかった!(平日なら良かったんだけどね)
こうしてタクシーでやって来たバッファローのバスディーポ。これがどうにも雰囲気悪くって汚くって、おまわりさんが巡回していなかったら、ちょーっと留まっていたくない場所でしたわ。

ようやくやって来たナイアガラ行きのバスは、あっという間に満席。やっぱりここは有名な観光地。こんな早い時間から訪れる人も、たくさんいるのね。
バスに揺られる事1時間。ビジターセンターへ到着。幸いにも大きなロッカーがあったんで、これで身軽に観光できるってもんよ。(実は、荷物の事なんて考えて無かったのだ)
しっかしこのナイアガラの滝、アメリカ側とカナダ側では、栄え方(?)が全く違うのだ!アメリカ側なんて、お店もあんまり無くってひっそりとしてるのに、カナダ側の賑わいといったら、これが同じナイアガラ・フォールズ?とビックリするほどなんだから。でもって、アメリカ側では全くといっていいほど見かけなかった日本人が、カナダ側にはいること、いること。
ここでは唯一、滝の裏側見学ツアーに参加。タワーに登って上空から見下ろしたりしたかったんだけどね。あとは、記念という事で、奮発して朝食をテーブル・ロックハウスの2階でいただいたのだ。ここは滝を目の前にして食事が出来るというレストラン。
そうそう、滝とは関係ないんだけど、人生初の国境越え体験は、かなり興奮ものでした!

国境の真上! 滝の裏側ツアー

まだ昼を少し過ぎた頃だけど、自分的には充分楽しんだので、ここらでアメリカへ逆戻り。来たときに見つけたアウトレットセンターでちょっと買い物をして、遅めの昼食も。
あとは駅へ向かうだけなんだけど、どこにあるのやらさっぱり分からないので、ビジターセンターでちょっと聞いて……みたら、とんでもない事が発覚!ナイアガラ・フォールズなんて名前が付いてるくせに、バッファローと同じくらい離れてるんだもの!!仕方ないんで、地図に道順書いてもらって、てくてくてくてく……重い荷物を抱えながら、疲れてマックで夕食をとりながら、通りかかったタクシーの誘いを断りつつ(だって、だいぶ歩いちゃってたから、今更乗りたくなかったのよね)歩いたわよ!途中、寂れたゴーストタウンのような町や、黒人街なんかもあって、かなりスリリング。ようやく駅が見えたときには、涙が出そうなくらい嬉しくって……。
しかし、あとから考えてみると、あの時ビジターセンターの案内係さんが一言「タクシー使えば?」って言ってくれれば良かったのに。「歩きじゃ相当かかるわよ」と言いつつ道順を教えてくれるもんだから、歩く事しか考えなかったわ。
こうして再びやって来たバッファローが、とってもとっても懐かしい!ここを旅立ったのはつい今朝の事だというのに……。それだけ今日は色々な事があったということね。

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