アメリカに蒸気機関車は数あれど、中でも一番人気が、このデュランゴ&シルバートン狭軌鉄道(ナローゴーシュ)だそうな。爽やかなロッキーエリアの渓谷を、のんびりと登っていきます。実は、ディズニーランドにかつてあったアトラクション「アメリカン・ジャーニー」に登場する、険しい山の断崖絶壁を行く蒸気機関車はこれじゃないか!?と、決め付けている私です。
(2003年利用)

INFORMATION

ドゥランゴ駅コロラド州の南西に位置する、デュランゴという小さな町が、出発地。渓谷沿いにシルバートンまで(冬季はカスケードまで。夏季でもカスケード行きはあります)、約3時間半の道のりです。バスも走っているので、往復列車でなくても、往き、もしくは帰りをバスにする事も可能。バス利用は、時間のない方には特にお勧めかと。
かなり人気の路線なので、出来る限り予約はしておきたいところ。(特に、シルバートンからの帰りのバスは、超人気!)予約は、ウェブサイトから簡単に出来ます。(私が利用したときだけ、バスとのコンビネーションは電話のみでの受付だった!ヒドイ!!)
車利用者が心配になる駐車場は、駅の周辺に色々とあるので、まず大丈夫かと。お値段も、1日10ドル以下という(私が利用したのは、駅の目の前で1日$5でした)良心的な価格設定になってます。(ま、観光地ってこんなもんですけど)

また、デュランゴ駅(上の写真)の奥にデュランゴ&シルバートン鉄道博物館というものがあるので、乗車前に訪問してみるといいと思います。これから自分が乗る(のと同型の)機関車の中を覗けたり、かつての豪華列車や、実際に稼動しているターンテーブル(列車の向きを変えてそれぞれの車庫へ入れたり、車庫から出したりする装置)などを見ることが出来ます。
これが朝早く(7:00)から開いてるので、8:15発の列車に乗車する場合でも、乗車前の見学は可能。(もちろん、早起きできなきゃ無理ですけどね)まだ人がほとんどいなかったせいもあるんだろうけど、係りのおじさんはとても丁寧に、色々と教えてくれました。

乗車中の様子

コーチ席席の種類は3種類。ごく普通のシートの「コーチ」(右の写真)、かつては家畜を乗せてたであろう車両を改造したような窓なしの「ゴンドラ」、そしてスナックバー付きのちょっとリッチなパーラーカーがあります。
写真撮影にはゴンドラがいい、と聞いたりもしたんですが、コーチでも別に大丈夫(支障はない)かな?というより、混雑期のゴンドラは人でごった返してて、写真を撮るには他の人の体が邪魔になったりしそうな感じもしたのですが……。ゴンドラの乗客はコーチへは行かないけれど、コーチの客はゴンドラへ行ったりするので、景色の良いサイドは人がびっしり!なわけです。更にコーチの場合は、自分のスペースって確保されてますからね。
ガイドブックでも言ってるように、景色が良いのは、往きは右側、帰りは左側。
コーチの場合は、発券された時点で(予約された時点?かは不明)座席が指定されてしまうので、心配なところです。ただ、往復列車を利用する場合は、往きか帰りのどちらかで必ず景色の良い側になるような仕組みなので、それほど心配することはないかと。(往きも帰りも同じ座席なんです)
コーチでなおかつ片道バス利用だと、ちょっと不安なところ。そういう場合は、予約するときにリクエスト!ですね。ゴンドラの場合は、早めに乗車して景色の良いサイドを確保すべし、でしょうか?

予断ですが、出発して1時間くらいのところに、小さいながらもプレーリードッグの生息エリアがあるんです!まさか、この狭軌鉄道に乗りながら眺めることが出来るとは思っていなかったので、ビックリでした。

都市ガイド

出発地と到着地であるデュランゴとシルバートンは、この狭軌鉄道のためだけにある、と言っても過言ではないような町なんです。特にシルバートンは、機関車が走っていなかったら誰も行かないような田舎町。舗装された道路がメイン通りの1本のみ(しかもボロボロだし)という、まさにビックリサイズの小さな町でした。(もう少し大きいと思ってたから)
デュランゴは機関車目当ての観光客が大勢来るせいか、小さいながらもモーテルはたくさんあるし、スーパーもあるし、ショッピングエリアもあるし、となかなか快適に過ごせる町です。
宿泊施設は、さっきも言ったようにデュランゴには無数のホテルやモーテルがあるので、小さい町だからといって困る事はないはず。ただ、思いっきり観光地のため、駅周辺のホテルはもちろん、モーテルもかなりお高い!(って、私の感覚で、なんですけど)車利用者なら、少し北上したところにある安(?)モーテル街へ行きましょう。でもシーズン中は、その辺りも結構なお値段しちゃうんですよね。
ちなみに、シルバートンにも、ちゃんと宿泊施設があるんです。この、何も無いシルバートンに1泊して、時間と都会の喧騒から逃れる、というのもいいかな~?なんて思っちゃいました。

デュランゴ&シルバートン鉄道博物館

博物館
切符売り場を抜けて、線路を越えたその先に、この博物館はあります。

locomotive1.jpg locomotive2.jpg
これから乗るものと同型の蒸気機関車と、その内部(石炭をくべるところ。って、なんて言うのか分からないけど)

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豪華な大統領専用列車(左)と、列車の向きを変えるためのターンテーブル。
ターンテーブルは、観光客向けに実演して見せてくれました。

乗車中の風景

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ゆっくりと、シルバートンへ向けて山を登っていく列車。(前方に写る、窓の無い車両が「ゴンドラ」)

lake.jpg fall.jpg
左は、出発して間もない頃(だと思う)に出現した湖。(きれいだった!)
この時期、雪解け水が右の写真のように、山の至る所から流れ出て、滝のようになってました。

canyon1.jpg canyon2.jpg canyon3.jpg
そして最大の見所は、この深い渓谷を見下ろしながら、崖ぎりぎりの所を列車が行くところなのです!

arrivalsoon.jpg arrivaltrain.jpg
やがて、川幅が広くなり流れが穏やかになった頃、遠くにシルバートンの街影が……。(左)
右は、到着直後の蒸気機関車です。

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