コロラド川がゆっくりと時間をかけて造りだした、この大渓谷はまさに圧巻。何万年にもわたる地球の営みを、垣間見ることが出来ます。遠くかすかに聞こえる川の流れに耳を傾け、谷を渡る風を肌で感じれば、大地の息遣いが聞こえてきませんか?

サウスリム:2000年、ノースリム:2003年訪問

グランドキャニオン国立公園

グランドキャニオンは、大きくサウスリムとノースリムの二つのエリアに分かれていて、一般的に訪れられているのは、サウスリムの方。サウスリムは、更にウェストリムとイーストリムに分かれています。私としては、変化に富んで面白みのあったのは、イーストリムの方でした。
イーストリムは、各ポイントが離れているので、ポイントごとに違った景観が楽しめるし、遺跡やウォッチタワーなんかもありますからね。ウェストリムは、各ポイントがすごく近いため、ほとんど変化なし。同じ景色を、少しずつ角度を変えながら見ている、という感じかな?
逆に、トレイルやアクティビティが多いのは、ウェストリムの方。シャトルも走っていて、車なしでも簡単に周る事が出来るんです。イーストリムは、車がないとだめなんですよね。(ヤキ・ポイントまではOK)
しっかし、オフシーズンであれだけの観光客がいるのだから、夏場はすんごい人だかりになるんでしょうね……。

※現在、サウスリムはシャトルバス化が進行中なので、いずれは車での進入不可になりそうです。(南口にある町トゥシヤンに車を置いて、入園することになるらしい)ザイオンとかの例から見ると、冬季は大丈夫なんだろうけど。

ノースリムは、サウスリムよりだいぶ静かです。サウスリムに比べるとかなりアクセスしにくいせいか、訪れる人も少ないのでしょう。その分、見る範囲も小さいですが。
ただ、私としては景観自体にそれ程違いは感じなかったので、無理にノースリムまで行く必要はないかな?と思います。

サウスリムに限って言えば、これほど有名な上に、アクセスしやすい公園は、他にはないのでは?という感じです。
ラスベガスからは数多くのツアーが催され、飛行機・バス・鉄道と、いくつものアクセス手段があります。特に、鉄道でも比較的簡単に行く事が出来るってのが、特徴だと思います。

サウスリムの場合、ゲートシティとして有名なのはフラッグスタッフ。ですが、車・鉄道共にウィリアムズでもOKだと思います。特に鉄道の場合、私としてはウィリアムズからグランドキャニオン鉄道を利用してみたいですね。とってもノスタルジックな蒸気機関車なのです。(冬季はディーゼルカーになっちゃいますが)
町の様子も、交通量が多く煩雑な感じのフラッグスタッフよりも、静かで古きよき時代を感じさせてくれるウィリアムズの方が、私は気に入りました。

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ウィリアムズの町並み(左)と、駅前にたたずむ蒸気機関車(右)。

ノースリムの場合、アクセスはサウスリムと全く異なる事になります。フラッグタッフからでは、ちょっと不便。北のザイオン方面からの方が、行きやすいです。
また、両方を周ろうとすると、渓谷を大きく迂回しなければならないため、すごく時間がかかるんです。地図を見ると非常に近いんですけどね~。

サウスリム・ビレッジ

ここが、グランドキャニオンの観光の拠点となります。メインのビジターセンターを始め、ゼネラルストア・郵便局・銀行・レストラン・ホテルなど、あらゆるものが集まっていて、ちょっとした町のよう。人気のミュルツアーなどの、各種ツアーデスクも集まっているんです。
また、旅行パンフレットでよく見かける場所マーサ・ポイントは、このビレッジ周辺にあります。

ウェストリム

グランドキャニオンの中で、最も多くの人が訪れるのが、このエリアではないでしょうか?夕日を見るのに適しているポイントです。ちなみに、冬季(12月~2月)以外はシャトルバスのみで、車では行けないらしいです。

イーストリム

朝日を見るなら、このエリア。ウェストと違って各ポイントがかなり離れているので、全ポイントを見るのにより時間が必要。もちろん、シャトルバスも運行してますが、車があると便利かも。
また、森林地帯を道路が突き抜けているので、格好のドライブコースにもなると思います。

東口からキャメロンまでの道は、渓谷に沿って伸びています。もちろん園内のような大渓谷ではありませんが。それゆえ、展望台もいくつか点在していました。そして、インディアンの土産物屋も軒を連ねていたんです。
そのうちのひとつに、立ち寄ってみました。

ノースリム

サウスリムとちょっと雰囲気が違い、森の中に出現する大渓谷、という感じです。先にサウスリムを訪問していたから、かもしれませんが、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。

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