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国立公園の基本情報

アメリカの国立公園は、世界で始めて公園法を制定しただけあって、非常に訪問しやすく整備されている場所が多いと思います。(もちろん、アクセスの大変な場所もありますが)
公園法制定のきっかけは、この壮大で美しい自然(イエローストーン)を、開発の犠牲から守りたい!という事だったので、当然第一の目的は自然環境保護。(古代インディアンの遺跡なども含まれてます)決して、観光客目当ての商売ではないんですね。

それでは何故、環境を破壊する可能性のある観光客の入場を許可するのかというと、自然環境と歴史に対する理解、という事をもう一つの目的としている為でしょう。この素晴らしい景観を見て、自然環境保護に目覚めてもらいたい、という願いもあるんだと思うんです。
故に、園内の珍しい石や美しい白い砂に、きれいな花なんかを記念に持って帰りたい!なんて人間は、お呼びじゃないわけです。(え!私のこと!?)

国立公園の情報を集める

ガイドブックだと、地球の歩き方「アメリカの国立公園ですね。個人的には、近畿日本ツーリストの「アメリカ国立公園―息をのむような大自然に感動の足跡を残すもコンパクトで好きなんですけど、発刊されたのが2001年と古いので既に廃盤のようです。地球の歩き方のように、更新版を出してほしいのですが。

ネットで調べるならば、やはりThe National Park Serviceでしょう。次に挙げるなら、アメリカ西部5州政府観光局
個人の運営するサイトは、参考程度にとどめてお方がいいと思います。私のサイトもそうですけど、必ずしも客観的に表現されてるとは限らず、思い込みや勘違いなどもありますから。それに、感じ方は人それぞれ。あるサイトでは「つまらなかった」と言っていても、実際に行ってみたら感動するかもしれないし、また、その逆もあり。そして何より、当然のことながら、常に最新情報ではないのです。 もちろん、超レア情報を見つける場合もあります。故に、個人サイトの使い方というのは、とても難しいんですよね……。

その他、その公園の地理条件や気候も知っておいた方がいいです。
デスバレーの夏の暑さは有名だし、イエローストーンやブライスキャニオン、グランドキャニオンなどはかなり標高が高いので(いずれもほぼ3000m級)6月でもまれに雪が降ったり、冬季には閉鎖される道などもありますから。
また、最寄の町もチェックしておくと、いいかもしれません。
売店やガソリンスタンドのある公園はごくわずかなので、食料やガソリンを補給できる町を押さえておくわけです。

アクティビティ情報

多分、公園へ行ったら景色を眺めるだけってのは、もったいないはず。
私はあんまりやらないんですけど、トレッキングを初めとして乗馬や川下り、釣り(これらは可能な場合に限りますが)など、様々なアクティビティがあります。

なかでもトレッキングはお手軽にできる上、自然をより間近に、より深く知る事ができるので、ぜひぜひやってみたい事ですよね。(私もこれだけは、ちょこっとやります)
この、トレッキングに関する日本語の本があるんです。「U.S.A.ナショナルパークハイキング案内」といいまして、ちょっとお値段高いですがそれなりに価値のある本なので、懐に余裕のある方はぜひ参考にしてみてください。写真もたくさん載ってるので、見ているだけでも楽しいです。

国立公園の宿泊情報

このように、自然環境の維持・保全が最優先事項なので、園内の施設は最小限だという事を、前もって認識しておくことが必要。売店なんてものはほとんどなく、トイレはたいていビジターセンターに1箇所あるだけ、という感じですね。
また、主要都市からのツアーがあったり、園内をシャトルバスが走っている公園はごくわずか。基本的には、車がないと不便です。 かなり規模の大きい公園となると、到底1日では周りきれず、園内もしくは公園近くでの宿泊が必要になってくるはずです。
ただし、園内に宿泊施設がある公園はごくわずかな上、自然環境保護上その数は決して多くはないので、シーズン中などは宿の確保がネックになってくるわけです。例えオフシーズンでも油断はできないので(閉鎖してしまう宿もあるので)、もし園内での宿泊を希望しているなら、早めに計画を立ててさっさと電話なりインターネットなりで予約してしまうのが一番でしょう。

いちばん簡単な予約方法は、やはりネット予約。すぐに空き状況が分るサイトでは、例え満室でも常にチェックしていれば、いずれ空きが出て予約できる場合もあります。
ただし、ネットでは予約できない部屋もあるので、そういう部屋に泊りたい人は、直接電話するしかありません。
なお、主な予約サイトは以下の通り。

Xanterra Parks & Resorts
ブライスキャニオン、クレーターレイク、デスバレー、グランドキャニオン、イエローストーン、ザイオン各国立公園と、いくつかの州立公園
Grand Teton Lodge Company(GTLC)
グランドティトン国立公園の一部の宿泊施設(ジャクソンレイクロッジ、ジェニーレイクロッジ、コルターベイビレッジ、スネークリバーロッジ&スパ)
YosemitePark.com
ヨセミテ国立公園

ちなみに、ペックツアーというところでも宿の予約が出来るんですが、ここでは一部について、現地会社が別枠で部屋を確保している宿があり、割高にはなるけれど、部屋に空きが無い場合でもこの確保された部屋が残っていることがあるそうです。お金に余裕のある場合は、試してみてはいかがでしょう?
また、全て日本語なので、英語が苦手!と言う方でも、便利に使えると思います。
園内に宿泊施設がない、または、どうしても予約が取れなかった場合は、その公園の周りで宿泊できる町を、前もって調べておく必要があるわけですが、その方法として一番手っ取り早いのは、やっぱり「地球の歩き方などのガイドブックでしょうか?
地図で見つけた近くの町の情報を、USA CityLinkで調べてみる、という手もあります。

訪問の際の注意点

とにかく、自然の中に入っていく、という事を忘れない事です。
舗装された歩きやすい道ばかりがあるわけではなく、道端で出会う動物が犬や猫なわけではないんです。そういったことを考えると、自ずと必要な持ち物とか服装とか分かるはずでしょう。
そして、その自然を壊さないように、行動することです。つまり、自然物(石・砂・植物等々)を持ち去らない、荒らさない、そして、野生動物を野生のままに保つ(餌は与えない!)、という事を常に念頭に入れておくべき。
また、間近で見ることの出来る大型動物に興奮して近寄りがちですが、彼らは野性の中に生きているということを忘れてしまうと、思わぬ事故になることも。彼らとは一定の距離を保つことも、必要です。

野生保護の話で有名な、ヨセミテへのダム建設を阻止したジョン・ミューアのように、とまではいかないまでも、最低限のルールを守りつつ、公園訪問を楽しみたいものです。

自然リスト

この他、ラピッドシティカリストガ周辺にも、小さいながら魅力的な自然が広がっています。
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