日本とはだいぶ勝手の違う、駅の様子や発見から乗車までの手続きなどを、ご紹介します。

アムトラックの駅には、改札口というものはありません。大都市になればいくつもホームがあり、ゲートのようなものもありますが、たいていはホームへの出入り口があるだけです。

大都市に見られる大きな駅

これらの駅には、レストラン・フードコートにギフトショップまであり、かなり快適に過ごせるはずです。中でもワシントンDCの設備は空港並みで、これは本当にアムトラックの駅なのだろうか?と目を疑うほど。なにせ、ショッピングモールまで付いているのだから。
これらの駅には、ほとんどの場合コインロッカーが設置されているので、荷物を預けてちょっと街中を散策、という事もできます。(サイズは、スーツケースの入る大きな物まで、用意されています。)
また、街の中心に近いところに位置しているのも、大きな駅の特徴のように思います。シカゴ・ワシントンDC・ボストン・ニューヨークなどが、いい例でしょう。

地方都市に見られる小さな駅

これらの駅には、トイレぐらいしかないのがほとんど。列車の発着時以外には誰一人おらず、営業していないところもあるほどです。
そして大抵街外れに位置し、中には周囲が危険な場合もあるので、注意が必要。歩ける距離にあっても、タクシーなどを使った方が、無難かもしれません。タクシーは、どんなに小さな街でも列車の到着を見計らってやってくるので、よほどの事が無い限り、呼ぶ必要はないはずです。
また、かなり小さなでは、ホームなど無いところもあります。そこでは、直接線路脇の砂利の上へ降り、線路を何本かまたいで駅舎まで行く、なんていう貴重な(?)経験ができる時もあります。

ロッカー利用について

多分一時的なことだとは思うのですが、私が利用したとき(2003年3月)はコインロッカーが全て使えなくなっていました。恐らく時期柄テロ等を警戒しているからだと思われます。なので、駅で荷物を預けたい場合、待合室(例の階段のあるところです)に有人の臨時預かり所がありますのでそこを利用するか、寝台利用者であればラウンジに行くと、ラウンジ内、もしくは赤帽の事務所のようなところに連れて行かれて、そこで荷物を預ける仕組みになっています。
因みにワシントンも似たような状況でした。
あくまでも一時的な措置だと思われますので、その点だけご留意ください。

(情報提供:TAKさん)

駅の呼び名は?

たいていのアムトラックの駅には、ユニオンステーションという名が付いていますが、現地でその名を言っても分からない場合がほとんど。アムトラック・ステーションと言った方が、すんなり通じるようです。
ちなみに、ニューヨークのペンステーション、ボストンのサウスステーション、サンディエゴのサンタフェなど、独自の呼び名が付いている駅もあります。

原則として、駅への到着は少なくとも出発時刻の30分前まで、というようにアムトラック側でうたっています。そんなにシビアに考える必要も無いと思いますが、なるべく時間を守って到着した方がいいでしょう。

乗車券の発券

予約してある人は予約ナンバーを、していない人は行き先を告げます。周遊する場合、全行程が決まっていれば、まとめて乗車券を発券してもらう事が可能。ただし、「予約したい」などと言わないように。そんな事を言ったら、「予約センターに電話してくれ」と冷たくあしらわれてしまう場合が、多々あります。「○○日の△△までの乗車券が欲しい」と言うと、すんなり発券してもらえると思います。
ちなみに、USAレイルパス利用者も、乗車券を発券してもらわなければなりません。パスだけでは、乗車できないのです!

また、ネット予約者には便利なQuick Trak self-serve Ticketing machineというものもあります。これは、支払いをクレジットカードまたはデビッドカード(日本からのネット予約では、クレジットカードしか利用できませんが)にして予約をした人のみが利用できる、自動発券機です。主要駅にはたいてい設置されているようなので、カウンターに長蛇の列が出来ている時など、利用してみてはいかがでしょう?(下に体験談を掲載しています)

ところで、最近は乗車券購入の際に、パスポートが必要なようです。(情報提供:ITAGAKIさん)以前、私が利用したときは必要なかったはずなので、もしかしたらテロの影響なんでしょうか?

USAレイルパス利用者で、なおかつネットで予約を行った場合は、この乗車券発券時に、予約の際に支払ったお金の返金作業をしてもらいます。と言っても、特に何をするわけでもなく、受付の人がちゃっちゃと端末を操作するだけです。
ここで何が行われるかというと、私達がネットで行った予約をいったんキャンセルし(この時点でクレジットのマイナス請求が起きるわけです)、再度その場で新しい予約を入れてから、乗車券を発券が発券されるのです。

1998年に利用したとき、最初の受付の人はちゃんと「上記のような作業をするから予約番号が変わるよ」と説明してくれたのですが、次の人は何もなし。不安に思って聞いてみると、その辺の仕組みについて良く分からない状態。結局、他の人が代わりに処理をしてくれました。
一方、最近乗車された方の話によると、「特に何も言われなかったが、きちんと処理されていた」との事。

近年日本人利用者が増加し、更にネットでの予約も増え、こういうケースの対処法が広まったのかもしれませんが、ここは念のため、確認しておいた方が無難だと思います。
「~だろう」ではなく、「~かもしれない」という態度で臨のが、トラブル防御手段だと思います。

アムトラックのホームページでニューヨーク(ペンステーション)~フィラデルフィアまでACELA REGIONAL EXPRESSを予約しました。現地にて乗車二日前にペンステーションに行き、Quick Trakという自動販売機を利用しました。
乗車券の発券は思ったより簡単で、はじめに予約したときのクレジットカードを抜き差しして、画面に現れるメッセージから、すでに予約しているというところを指でタッチすると私がインターネットで予約した情報が画面に現れ、Printというボタンを押すだけで乗車券が発券されました。
QuikTrak machineは乗降待機する近くにもありますが、ここが込んでいても、予約発券窓口付近にも自販機が6~7台ありますので、こちらの方が待ち時間が少ないと思います。

(情報提供:fukudaさん)

アムトラックでは、飛行機と同じように荷物を預ける事ができるので、必要のある人はここで手続きをします。その方法もだいたい飛行機と同じで、行き先のタグをつけてもらいます。

●バゲッジサービスのページ Amtrak-Baggage & Shipping

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