シングルレベル編成(主に東部を走る列車)だとあまり動き回る、というイメージはないのですが、スーパーライナー編成(主に西部を走る列車)だと2階建てなので、行動範囲も広がってきます。自分の席でじっとしていないで、ぜひ車内を歩き回ってみましょう!
その際、貴重品は携帯していく方が望ましいです。アムトラックは比較的安全な乗り物ですが、それでもたまに盗難などの被害があるようです。用心の為、席を外す時は貴重品を置いていかない事です。そして、アムトラックの揺れは結構激しいので、転ばないように要注意!
ラウンジでリラックス&映画鑑賞
アムトラックでの最大の娯楽は、窓から眺める景色だと思います。それゆえ、ラウンジは最高の娯楽施設。特にスーパーライナーの場合、天井まで伸びた大きな窓なので、まさに景色を見るための車両といえるでしょう。
そしてこのラウンジでは、映画の上映なども行っています。(スクリーンなんて立派なもんじゃなくって、小さなテレビです)当然アメリカでは公開終了した作品ですが、運が良ければ日本公開前の作品に出会えるかも!?

ラウンジでの様子(写真提供:古谷さん)と、ラウンジに置かれたテレビによる映画上映の模様。
待遠しい停車駅
主要都市での停車は、長距離ルートでの楽しみの一つです。短くて30分、長くて2時間くらいあるので、駅構内はもちろん、場合によっては外へ出る事も可能なのです。いくら車内を歩き回れるといっても、箱詰め状態には変わらないので、外へ出て羽を伸ばせるのは、とっても嬉しいこと。
ただし、発車時刻を確認しておくのを、忘れないでください。とかく遅れるアムトラックは、予定より停車時間を短くして発車してしまう場合があるからです。
時間の潰し方!?
アムトラックに乗っている時間は、いうまでもなく非常に長いです。東側の短距離区間を除き、たいてい10時間から20時間、大陸横断するとなると60時間にも及びます。(大陸横断は唯一サンセットリミテッド号の、マイアミ-ロサンゼルス間のみ。)
そこで、何か目的を一つ作っていく事を、おすすめします。例えば、絵の好きな人なら車窓の風景や車内をスケッチしまくるとか、本の好きな人なら分厚い読み応えある本にチャレンジしてみるとか、普段「やりたい」とは思っているものの、時間が無くてなかなかできない、というものがいいかもしれません。
ちなみに私は、スケッチと日記に挑戦したんですが、日記は完成したものの、スケッチは全く手付かずで終わってしまいました。実際に体験してみると、時間をつぶす事は容易な事ではないようです。次第に飽きてきて、列車の揺れが程よい眠気をもたらして、ついついうとうとと……。(実を言うと、私はほとんどの時間を、寝て過ごしていました。)